店長ブログ詳細

魂のよもぎ蒸し!

最近、寒くなってきたので。そうだ、よもぎ蒸しに行こう!
と思い立って、行ってきました。

 スケベ椅子みたいな、股間が丸開きになってる椅子に座らされて、下からヨモギを焚かれました。
私は、よもぎ蒸しの実力を舐めてました。
何だかんだでよもぎ蒸されるのは初めてで、うっすらと、癒しの〜みたいなイメージがありました。
よもぎ、あったかーい。
イイにおーい。
汗かいてデトックスぅー。
みたいな。
あと全身を蒸されるみたいな印象でした。
まさか電気コンロ全開でヨモギ入りの土鍋を股間の下に直でグツグツ煮えたぎらせるとは思ってませんでした。
この時点で、蒸すなんつー、生易しいもんじゃないわけです。
鍋と陰部間30㎝で沸騰ですよ。
股間が逃げも隠れもできないわけです。
いや、これ地獄絵図で見たことあるやつー。
「センセイ!」って思わず呼んだよね。何の先生か知らんけど。
そうしたらセンセイはニッコリ笑って、「熱くなったらマンマに裾をめくってもらってください。蒸気が逃げて温度が下がりますから」って言い残して、出て行きました。
もう、「熱くなったら」とか悠長なこと言ってられない。すでに、今、熱いの。
世界でいちばん熱い夏より、むしろ熱い。もう股間がプリプリ状態!
「マンマ!裾を上げてください!」
割と、すぐ言いました。
そうしたら、マンマが椅子に座ってる私のピンクのビニールの裾を10センチくらいチラッと上げてくれます。
加藤茶のちょっとだけよでも、もうちょっとめくれるわっつーくらいの、マジちょっとだけの世界。
蒸気ってやつはね、基本、上なわけです。
正直、蒸気が逃げてない。
100股間に来てる。
で、10秒くらいで、マンマはすぐ裾を下した。
しかも「首デテルカラ、サウナより涼シイデショ」みたいなことドヤ顔で言ってくる。
いや、出てるよ。首は出てる。
でも股間が多分、今100度くらい。
ヨモギ蒸しなんて生易しいものじゃない、蒸されてるのはむしろ股間です。はい。
事件は股間で起きてる。
なのに、もう自分の社交性が憎い。
「そうですね、涼しいですねー」
って言ってしまいました。
すると、背後から肛門が「あきらめるな!ここは俺にまかせて、今のうちに逃げるんだ」って言ってる気がして。
で、一身に蒸気をあびて、うぁああぁああぁあってなってました。
エヴァでこんなシーンありましたよね?
局部も局部で「おまえ一人にかっこはつけさせないぜ、そいつは俺の獲物だ」みたいになって、陰毛が「おいおいお二人さん、俺を忘れてもらっちゃ困るぜ」みたいな感じで、全員バレーです。
そうしたら、センセイが様子を見に来て、私の尋常じゃない汗を見て、「時々、足を椅子の上に乗せて、体育座りするといいよ」とアドバイスをくれ、また部屋を出て行った。
私は藁をも掴む勢いで、体育座りした。
で、結論を言うと、これ涼しくなる方法じゃありませんでした。
なんと、よもぎ効果UPの方法でした。
なんていいますか、その一瞬の油断。
なんかね、アレ・・?って思ったんです。
アレ、私、うんこしてない?って。
いやいやいや、そんなはずない。
まさか、しないでしょ。
一瞬、無意識になったその時、なんか、ぽろりって。
いや、わかんない。
なんか一仕事終えた感じはないんです。
出たような気もするし、出てないような気もする。
で、まあとりあえず、今できることとしては、最悪の場合を想定して早急にセンセイに「裾を下げてください」って言ったよね。「大丈夫です」って。
でも鍋では相変わらず、ヨモギが蒸されてるわけです。
そして、もしかすると、なんらかの具が、追加で蒸されてる可能性があるわけです。
こわい。
そして、熱い。
「センセイ、よもぎ蒸しって、あと、どのくらいですかね?」
「ああ、あと10分くらいですね」
10分…。
大舞台にうんこが落ちている可能性がある今、もう幕を上げてもらうことはできない。
土鍋は絶好調。
シュワちゃんが指を立てながら沈んでった溶鉱炉ってここじゃないか?ってくらい。
股間はもはやワニにかぶりつかれてるみたいな感覚。
そして、なんでしょう。このピンチに、ちょっと便意もある。
前に続けー!とばかりに。
気をそらすために、壁のポスターのよもぎ蒸しの効能を見ると、思いっきり「便秘」って書いてありました。
ヨモギの仕事が早い。
ヨモギがデキル。
私は、深く頷きながら、多分、うんこを漏らしている。
便意もさることながら、もう、熱いです。直火じゃない?ってくらいです。
そして下半身はもはや熱されすぎて、感覚がない。
効能に「デトックス」って書いてあるのですが、なんかもう、色んなものが出とるっくすー!

結局、暗黒の10分を経て、ヨモギっつーか、色んなものに蒸されて、体験は終わりました。
私は怖くてセンセイと、自家製鍋を直視できないまま、サウナ室をいそいそと出ました。
家に帰って、慌てて股間を鏡で見たら、まあ案の定、赤かったです。
 
2020/10/27 14:19
コメント:0件

過去記事へ

コメント投稿

お名前
コメント内容

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

表示: スマートフォン|PC

Copyright© 大阪 日本橋の熟女風俗「花水木(ハナミズキ)」 All rights reserved.