失恋話♪♪
先日、友人からお誘いを受けまして。「今、何人かでご飯食べてるんだけど、お前も来ない?」って電話が来たんです。中々タイミングが合わず。何年かぶりの再会です。お店の前に着いて電話をすると、入り口まで迎えに来てくれました。
友人「…ごめん」
えー!?いやいやーそんないきなり謝んなくていいよー!俺も久しぶりってことは、お前とて久しぶりってこと!?なんつーか、そこはお互い様!?
友人「いや、そうじゃなくて。その、ごめん」
…えっと?あれー?俺が大人っぽくなり過ぎて、恐縮しちゃった?って違うかー(笑)
違った。本当に全然違った。
案内されるがまま通されたテーブルが、ことのほかシンミリしておりまして。他のテーブルと比べて、明らかに異質。一人、女性が泣いており男性二人が慰めていました。
「あの、一応乾杯すっか…」
いやいやいやいや。もう、本当、心から気にしてくれなくていい。ほら、乾杯とか、次会ったときでも全然いいし?何なら俺、乾杯も家で済ませて来たから大丈夫、みたいな?あの、遅れてきてもらってこんなこと言うのもアレだけど、何て言うか、うん、そっち先済まそ?
その後、全身全霊をもって、彼らが発する全ての情報を収集する作業に没頭しました。もう一言たりとも聞き逃さない。
【調査結果】
①女性が好きな彼氏に振られた(多分)。
②それで泣いてる(多分)。
友人「それでお前はどう思う?」
やっぱり、いくつになっても失恋は辛いよね。それは泣きたくもなるよね。こう、胸のあたりがグってなってね。僕もね、何も言ってあげられないけども、話聞くだけなら…え?
友人「いや、どう思う?まだ脈あるかね?」
何が?医学の話?
友人「諦めた方がいいか、諦めない方がいいか」
あ、やっぱりそっち?10対0でそうだとは思ったんだけど。
諦めるか、諦めないかね。そっか、なるほどね。うん。
ごめんなさい。まずその女性は、どちら様ですか?
女性「あ、はじめまして」
ですよねー。違う出会い方してたら、お互いもう少し早くそんな挨拶もできたんですけど。まぁまぁこういうのは、気持ちが大事だから。
え?え?えー?何その、明らかに何かを待ってる感じの沈黙。さぁ俺は言うこと言ったけど?みたいな。次はお前のターンだよ?みたいな。
私「…あなたにとってその人は、光、だったんですよね?」
その人がいかに大切な人だったかを、もう一度確認して欲しい。その上で、答えを出すのは、あなた自身だと。絶対にそうするべきだと。そう伝えたかったのです。
女性「え?」
私「あなたにとってその人は、希望、だったんですよね?」
それは、不思議な感覚でした。最初の言葉を紡ぐと、それ以降の言葉が、次々と脳内に浮かんでくる。あ、これが神様が降りてくるってこと?その時は、本気でそんな風に思いました。
女性「うん、まぁ、そうですね」
私「あなたにとってその人は、ふれ合いの心」
ふ、ふれあいのこころ?
女性「ふれ合いの心?」
僕「幸せの…あ…」
友人「青い雲ー」
4人「青雲〜♪」
違う。聞いてくれ。本当に、本気で女性の行く末を考えてたんだ。自分でも、「ふれあいの心」あたりから、何かがおかしいとは思ってた。幸せの青い雲ではもう、確信もしてたよ。でも、止まらなかった。本当は、そんなことが言いたかったんじゃない。決してふざけたわけじゃないんだけど…も?
友人「…お前いい加減にしろよ…」
だって!だって皆が追いつめるから!何か言わなきゃと思って…ほら、見て!いつの間にか女性も泣き止んでるし!…ダメですか?(笑)
2021/01/14 14:07友人「…ごめん」
えー!?いやいやーそんないきなり謝んなくていいよー!俺も久しぶりってことは、お前とて久しぶりってこと!?なんつーか、そこはお互い様!?
友人「いや、そうじゃなくて。その、ごめん」
…えっと?あれー?俺が大人っぽくなり過ぎて、恐縮しちゃった?って違うかー(笑)
違った。本当に全然違った。
案内されるがまま通されたテーブルが、ことのほかシンミリしておりまして。他のテーブルと比べて、明らかに異質。一人、女性が泣いており男性二人が慰めていました。
「あの、一応乾杯すっか…」
いやいやいやいや。もう、本当、心から気にしてくれなくていい。ほら、乾杯とか、次会ったときでも全然いいし?何なら俺、乾杯も家で済ませて来たから大丈夫、みたいな?あの、遅れてきてもらってこんなこと言うのもアレだけど、何て言うか、うん、そっち先済まそ?
その後、全身全霊をもって、彼らが発する全ての情報を収集する作業に没頭しました。もう一言たりとも聞き逃さない。
【調査結果】
①女性が好きな彼氏に振られた(多分)。
②それで泣いてる(多分)。
友人「それでお前はどう思う?」
やっぱり、いくつになっても失恋は辛いよね。それは泣きたくもなるよね。こう、胸のあたりがグってなってね。僕もね、何も言ってあげられないけども、話聞くだけなら…え?
友人「いや、どう思う?まだ脈あるかね?」
何が?医学の話?
友人「諦めた方がいいか、諦めない方がいいか」
あ、やっぱりそっち?10対0でそうだとは思ったんだけど。
諦めるか、諦めないかね。そっか、なるほどね。うん。
ごめんなさい。まずその女性は、どちら様ですか?
女性「あ、はじめまして」
ですよねー。違う出会い方してたら、お互いもう少し早くそんな挨拶もできたんですけど。まぁまぁこういうのは、気持ちが大事だから。
え?え?えー?何その、明らかに何かを待ってる感じの沈黙。さぁ俺は言うこと言ったけど?みたいな。次はお前のターンだよ?みたいな。
私「…あなたにとってその人は、光、だったんですよね?」
その人がいかに大切な人だったかを、もう一度確認して欲しい。その上で、答えを出すのは、あなた自身だと。絶対にそうするべきだと。そう伝えたかったのです。
女性「え?」
私「あなたにとってその人は、希望、だったんですよね?」
それは、不思議な感覚でした。最初の言葉を紡ぐと、それ以降の言葉が、次々と脳内に浮かんでくる。あ、これが神様が降りてくるってこと?その時は、本気でそんな風に思いました。
女性「うん、まぁ、そうですね」
私「あなたにとってその人は、ふれ合いの心」
ふ、ふれあいのこころ?
女性「ふれ合いの心?」
僕「幸せの…あ…」
友人「青い雲ー」
4人「青雲〜♪」
違う。聞いてくれ。本当に、本気で女性の行く末を考えてたんだ。自分でも、「ふれあいの心」あたりから、何かがおかしいとは思ってた。幸せの青い雲ではもう、確信もしてたよ。でも、止まらなかった。本当は、そんなことが言いたかったんじゃない。決してふざけたわけじゃないんだけど…も?
友人「…お前いい加減にしろよ…」
だって!だって皆が追いつめるから!何か言わなきゃと思って…ほら、見て!いつの間にか女性も泣き止んでるし!…ダメですか?(笑)
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