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昭和の酔っぱらい♪♪

先日、大阪の十三(じゅうそう)に行ったときのこと。
 駅前を歩いていたときに典型的な酔っぱらいサラリーマンを見かけて、すごく良かったです。私は典型的なものを見るとテンションが上がってしまうたちだから、典型的な酔っぱらいなんかも大好物なのであります。
 二人組の中年サラリーマンがなかよく肩を組んで、歌を歌いながら、千鳥足で歩いていました。これは思わず年号を確認したくなる事態でしょう。昭和か?
 歌っている曲は、アリスの『遠くで汽笛を聞きながら』。サビの「なにもいいことがなかった」という部分を、大きく声を張りあげて、すべての音程を外しながら歌っていました。選曲も最高だし、歌詞も最高だし、まったく歌えてないところも最高。こうした情景を見られただけでも、わざわざ十三まで出てきた甲斐がありました。
 だから帰りの電車でも、「あんな典型的な酔っぱらいがいるなんて! 本当にいるなんて! あれはもはや酔っぱらいという概念じゃないか!」と興奮していたのですが、十分ほど過ぎた頃には、「頭にネクタイ巻いててほしかったな」と思ってしまいました。頭にネクタイを巻いた状態で歌っていたら、文句なしの百点でした。昭和の酔っぱらいとして完璧です。あれだけ典型的に酔っぱらっていながら、なぜ、ネクタイを巻いていなかったのか。
しかし、それは強欲というもの。見知らぬ乗客たちに囲まれながら、私はみずからの強欲をひとりで恥じていました。あれだけのものを見ておきながら、おまえはネクタイまで求めるのかと(笑)
2021/01/22 11:57
コメント:1件

コメント一覧

  • 昭和の酔っぱらいの題名だけで内容見ずに頭にネクタイを想像しました(・∀・)
    やってて欲しかったですね(*ゝω・*)ノ

    byまぁぼ [2021/01/30 10:48:34]

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