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初恋の記憶はパピプペポ♪♪

だいぶ昔になりますが、成人式に出席したとき、「未来の自分に宛てた手紙」を読む機会がありました。完全に忘れていたのですが、小学生のころ、「二十歳になった自分に手紙を書こう」という企画があり、担任の教師がしっかりと保管していたらしく、その場で生徒のひとりひとりに渡していきました。みんな興奮していました。それは喜びによる興奮というよりも、うぎゃあやめろ的興奮です。大人になってから小学生の自分が書いた手紙を読まされるなど罰ゲームに等しいです。
 覚悟をきめて封筒を見ると「はたちマンのぼくへ」と書かれていました。それだけで心が折れそうになりました。まさか宛名の時点でスベってるとは思わないから。十年の時をへて、宛名でスベる。
 仕方なく内容を読むと、面白さ以前に、十年後の自分に読まれることを想定できていない文章でした。「いまでもPさんのことが好きですか?」という一文がありました。当時の自分が好きだった女子を想定して書いているようだが、まったく心当たりがないのです。それにPというのは、イニシャルトークでありえないアルファベットです。これじゃあ、パピ田パピ子みたいな名前になってしまします。
 うっすら思い出したのは、当時、「たとえ未来の自分が相手でも、好きな女子の名前を書くのは恥ずかしい」という葛藤があったことでした。だからイニシャルで表記しようとした。しかし、「いや、アルファベットで書くのも恥ずかしい」という自意識もあり、結果、イニシャルも変えてPにした。アホかと思います。未来の自分にまで好きな女子を隠すな。そのせいで、十年後のおまえはパピ子みたいな女を想像している。おまえのくだらない自意識のせいで、初恋の記憶がパピプペポだ。
 よく冷えた初恋だこと。
2021/01/24 11:58
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