パンクしないタイヤ♪♪
過酷な惑星の探査ミッションを遂行すべく、探査機にさまざまな工夫を凝らしているNASA。その技術を用いて開発されたタイヤのニュースが話題を呼んでいます。METLと呼ばれるこちらのタイヤは、タイヤの新興企業SMART社がNASAと提携して開発したもの。このタイヤは元々は月と火星の探査機用にNASAが作ったエアレスタイヤを応用したもので、その材料にもNASA開発の特殊な形状記憶合金が使われています。このタイヤは耐久性もばつぐん。パンクも無しで交換頻度も格段に少ないタイヤがついに市場に参入します。
デビュー間近のMETLタイヤは、NASAのグレン研究センターでエンジニアが開発したSMA(shape memory alloy)という新しい形状記憶合金で作られています。
見た目は硬そうにしか見えないが、その柔軟性はゴムと変わらず、強度はチタンと同等なため交換頻度も格段に抑えられるそうです。
地球よりはるかに厳しい環境の惑星向けに設計されたMETLタイヤは、摂氏500度以上の加熱プロセスを経て製造されるため通常のチューブレスタイヤよりはるかに長持ちすると期待されています。またあらゆる気象条件でも優れたハンドリングを叶えるグリップを引き出すため、表面は金属のむき出しではなく、ゴムのようなポリウレタン素材でコーティングされています。この製品は宇宙向けイノベーションの一部の商業化を目指すNASAが、民間の新興企業に呼びかけたパートナーシップによって誕生したもので、その企業の1つであるSMART社は、この技術を応用した革新的な自転車タイヤの発売をすでに予定しており、その先の自動車市場も視野に入れているそうです。
現時点での自転車市場参入は2022年初めとみられるが、肝心の価格はまだ不明。従来のタイヤより確実に高そうだが、乗り心地が良くパンク無しでほぼ交換不要となれば多少値が張っても売れるでしょうか?
2021/04/03 13:52デビュー間近のMETLタイヤは、NASAのグレン研究センターでエンジニアが開発したSMA(shape memory alloy)という新しい形状記憶合金で作られています。
見た目は硬そうにしか見えないが、その柔軟性はゴムと変わらず、強度はチタンと同等なため交換頻度も格段に抑えられるそうです。
地球よりはるかに厳しい環境の惑星向けに設計されたMETLタイヤは、摂氏500度以上の加熱プロセスを経て製造されるため通常のチューブレスタイヤよりはるかに長持ちすると期待されています。またあらゆる気象条件でも優れたハンドリングを叶えるグリップを引き出すため、表面は金属のむき出しではなく、ゴムのようなポリウレタン素材でコーティングされています。この製品は宇宙向けイノベーションの一部の商業化を目指すNASAが、民間の新興企業に呼びかけたパートナーシップによって誕生したもので、その企業の1つであるSMART社は、この技術を応用した革新的な自転車タイヤの発売をすでに予定しており、その先の自動車市場も視野に入れているそうです。
現時点での自転車市場参入は2022年初めとみられるが、肝心の価格はまだ不明。従来のタイヤより確実に高そうだが、乗り心地が良くパンク無しでほぼ交換不要となれば多少値が張っても売れるでしょうか?
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