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店長ブログ | 立ち読み♪♪

立ち読み♪♪

2020/12/27 21:22

ダヴィンチ・コード読みましたか?「ダヴィンチ」とか書かれた時点でね、ちょっと玄人の感じじゃないですか。
すると、あれって、上と下があるわけです。
いわば、二冊。
一冊とっても、横から見ると、厚さとか結構たくましい感じになってます。
もうモナリザについて、腱鞘炎になるくらい書ききってあるわけです。
私がもし書いたら、もう1冊目の10ページあたりで、モナリザに対する知識は出し切っちゃった感じになります。
出がらし。
でも2冊分読まないと何らかのコードは出来上がらないわけです。
「ダヴィンチ」とか題名でっかく付けちゃった手前、今更、10分で出来る料理とかについて書くわけにはいかないわけです。
いや、まー、読み疲れてダヴィンチ・コードを無事スルーしたわけなんですけど。
そのあとも、店内の本を開いては閉じ、閉じては開きをして、知らぬ間に女性のエッセイコーナーに迷い込んだのですが、
「切なくて各界で大絶賛!」
みたいな本があったわけです。
どんだけ切ないの、と。
しかも
「ノンフェクション!」
とか書いてあるわけです。
見逃せるわけがないわけ。
この世界に、自分と同じ性別を持ち、かつ、
すこぶる しょっぱい目にあってる人の話なんて、もう読まなきゃ損!
なんなら音読してもいい!
と思って、手に取ったわけだけど、

ほんと、音読しなくて良かった。

もう、1ページ目から、ベットシーンなわけですよ。
男の手が、今どのへんをさまよってるとかが地図帳よりも詳しく述べられてるわけです。
そして、隣で女子高生が、全く同じ本を手にとって、20ページくらいまで読み進めてるわけです。
思いっきり感情移入してたまに頷いたりしちゃってる。
10代にして、どんだけ理解力あるんだ。
私も、まぁ、読みました。
男がどうしただの、自分がどうなっただの。
で、そこで重大発言が書かれてるわけですよ。

「あたしは最後まで、その男の名前を思い出すことができなかった」

馬鹿なっ!
と。
そんなことが起こり得るのか、と。
手が触れ合ったどころの話じゃない。
それを、ほんと、もうさっぱり思い出せないって、
昨日食べた晩御飯のレベルを軽く逸脱してるよー。
隣の女子高生の出方をうかがってたら、
よく見ると、彼女の持ってる本と、
表紙のカラーが微妙に違うのです。
で、まぁ、よく見たら、これまた上下巻あるのです。
いわば2冊組。
でも、1ページ目から思いっきりベットシーン。
思う存分ゴール決めてるのです。
私の経験上、その先つったら書くことないです。
書くこと・・・。
あ、あったわ!

これでもう、全ての謎が解けた。
女子高生が夢中になるのも、無理がない。
先が読めた。

これ、多分、2巻あたりで、主人公がボール集めだす。
もしくは男と女のどっちかがサイヤ人化する。

そんな本だったら、買おうと思いました。

買いませんでした。

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