店長ブログ

幽遊白書の名言♪♪

2021/03/06 21:51|コメント:1件

幽遊白書の「戸愚呂」という、特徴的なサングラスがトレードマークのコワモテの男性をご存知でしょうか?この人物の台詞でビジネスシーンで使えそうなものが結構あるので紹介させて頂きたいと思います。
 「やつをくだくのは、技を超える限りないパワー」
 これは魔界トーナメントにおいて幻海が自らの肉体を共鳴の道具にして死々若丸の妖気と衝撃波を取り込みそれを跳ね返すという離れ業を見せた直後、観客としてそれを観戦していた戸愚呂が突如として放った一言です。この台詞は、会社としての新たな戦略を立案することを目的としたミーティングにて、「業績も悪化している今、競合他者に対してどのように自社製品を差別化し生き残っていくのか、現場の考えを聞かせて欲しい。」と役員に問われた際に是非とも放ちたい言葉です。
 「..はい。現場の我々から見ても、中国メーカーの成長により技術力での差別化が難しくなってきていることは火を見るより明らかです。もはや我々の勝負どころは、技術力ではありません。技を超える、限りないパワーです。」
 恐らく、ミーティングに参加している全ての人間の頭の上に、クエスチョンマークがつ出現するはずです。
 「パ、パワー?何を言ってるんだね、君は。パワーとは、何のことだね?」
 役員から “パワー” に関する具体的な解説を求められた際は、全く動揺を見せず、冷静に以下の通り回答したら良いでしょう。
 「技を超えた純粋な強さ、それがパワーです。」
 次は魔界トーナメント決勝の直前、幻海が幽助に霊光波動拳を継承し終えたことを確認した後、戸愚呂先生が幻海に告げた言葉。
 「よろしい、もうおまえに用はない。」
 この台詞は、取引先との交渉において、価格面で折り合いがつかなかった際に、威圧の意味も込めて放ちたい一言。
 「単価感についてなのですが、どうにか1t当たり$310にて進めて頂くことは出来ませんでしょうか?」と、無理筋な提案をしていくる取引先。
 あなたはそれまでの低姿勢を突如として覆しスーツを脱ぎ捨てて上裸になったかと思いきやカバンから尖りまくったサングラスを取り出して装着し、重低音のヴォイスで一言。
 「よろしい もうお前に用はない」
 次は幻海と戸愚呂の闘いを察知して駆けつけた幽助に対して、血を吐いて倒れた幻海の横に佇む戸愚呂先生が放った一言。これは、大切なミーティングに遅刻してきた新人に対して、教育の意味を込めて放ちたい一言。
 皆さんは遅刻してきた新人を、以下のように叱ってはいないでしょうか?
 「あれだけ言ったのに、なんで遅れて来たんだ。」
 「時間厳守はビジネスマンの基本と言っただろ。」
「遅刻というのは、他人の時間を奪う行為だぞ。分かっているのか。」
 こんな低次元の説教をするようでは、自ら「自分は3流のビジネスマンです」と発表しているようなもの。本物のビジネスマンは会議室で佇み、遅れて会議室に入って来た新人に対して重低音のヴォイスで一言、告げるのです。
 「遅かったな...」
 その後、その新人がミーティングに遅刻してくることは、二度とないでしょう。
 次は戸愚呂の勝利に自らの命を賭けると宣言した左京に対し、戸愚呂先生が冷静に放った一言。
 これは、起業直後、創業間もない会社に対して20億円の資金を提供することを決意してくれたエンジェル投資家に対して言いたい一言。
  「全幅の信頼をよせていただきありがとうございます。と言いたいところだが、オレはだれのためでもない、オレ自身のために戦う。ヤツもきっとそうです」
 有難う御座います投資家様の利益を最大化するためにもより一層頑張りますとでも言うだろうと想定していた投資家はその堂々たるスタンスに多少面食らって「…お、おう。」となると同時に、「…ヤツって誰?」というシンプルな疑問が脳内を駆け巡り、軽いパニック状態に陥ることでしょう。
 そして次、兄を殴り飛ばした後、眉一つ動かさずに自らの美学を語る、まさに名シーン中の名シーン。自社製品を取り扱うメーカーに勤める方は、絶対に抑えておきたい偉大過ぎる名台詞。
 自動車メーカーで社運を賭けた最新製品を売り出し、その売上げは好調。しかし販売開始から2ヶ月が経ち、品質管理部門から車の構造についてある欠陥が内在している可能性があるとの報告が入る。表面的には問題がなく購入後数年はその欠陥が顕在化することはないが、長い年月を走ると事故を招く可能性がある。可能性としては、決して高くない。数十万台に1台事故が起こるかどうか、というレベルだ。しかし事故が起これば、怪我人が出るかもしれないこの事実を世の中に発表し、多額の赤字を出しながらも世に出回ってる当該自社製品を全て回収するのか。それとも、このまま黙っておくのか..。
 深刻な空気の中、立ち上がって静かに言うべき一言。
 「市場に出てしまった車は、事故に繋がるリスクが0.000001%でも存在する以上、全て回収すべきです。一つ残らず回収して、謝罪するのです。私たちは、欠陥のある車を売ってしまいました。
 そして一言「しかし、品性まで売った覚えはありません。」
 出ました。戸愚呂先生の有難いお言葉の中でも最上級の位に位置する、至高の名言。
 そして最後、日本の漫画シーンに激震が走り、世界中の人間が唸り声をあげ、空は荒れ、大地はひび割れ、宇宙の歴史が覆されたと言われる、レジェンド級の金言です。
 「おまえもしかしてまだ 自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」
 敵を思いながら、死を告げる。この台詞がビジネスシーンで火を吹くのは、やはり営業活動をしている時だろう。特に生命保険の販売を担当する方は、絶対に抑えておきたいです。
 「こちらの商品なのですが、お客様にもしものことがあった場合の死亡保障を、お手頃な価格帯で享受頂ける掛け捨て型の保険となっておりまして…」
 あなたは保険の販売員として必死に商品の説明をするが、客は聞く耳を持たない。「死亡保障かあ。今のところあんまりそういう保険に入ることは考えてないんですよね。幸い、元気ですしね。」
 保険はお客さまの為だけにあるのではない。お客さまが死んでしまった時に、お客さまの大切な人が受け取るためにあるのです。あなたは必死に説明するが、しかし目の前の客には、どこ吹く風。
 その時、冷静なトーンのまま重低音のヴォイスで告げる
 「死亡保険は、必要ない…。ですか..おまえもしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」
 以上。参考になりましたか(笑)。

プロフィール♪♪

2021/03/05 20:07|コメント:0件

風俗のプロフィール欄によく
「休みの日は〇○しています」
って書いてあるのをみますよね。しかし、本当でしょうか?まず、
「休みの日に何しているか」
という質問自体、まさに超難問です。なぜ回答が難しいのかと言うと、休みの日には決まってコレをしています!というような、定番の活動みたいなのが存在しないはずだからです。
 友人と飲みに行っている日もあれば、旅行をしている日もある。疲れて家で寝ている日もあれば、鬼の形相でオナニーをしている日もあるでしょう。休みの日の活動が、毎週、全くと言って良いほど違うはずです。つまり、実態に照らし合わせて相手の質問に正確に答えようとすると、「休みの日によります」になってしまうはずです。
 しかしプロフィール欄にこんなぶっきらぼうな答えが載っていたらどうでしょうか。冷たい印象を与えてしまいます。なにその答え?と思われてしまいます。ただ、事実はと言えば、本当に、“休みの日による” が正解でしょう。それ以上でも以下でもない。しかしこの回答は明らかに素っ気なさが過ぎです。それならば過去の休日を全て思い出し、“過去のどんな休日にも絶対に欠かさずやっていた活動” を、むりやり探し出して答えれば良いのでしょうか。それも違う気がします。何故ならば、その理屈でいくと「休みの日は何をしているんですか?」に対して、「小便」と答えることになってしまうからです。
 ワクワクしながら見る女性のプロフィール欄に、満を持して「休みの日は小便をしている」と発表すること。それだけは良くないでしょう。その程度の常識は備わっています。    
 でも、もしそう書いている女性がいたらすこぶる正直な人でしょう。

官房長官♪♪

2021/03/03 15:48|コメント:0件

カンボーチョーカン。何をしてる人なのかよく分からないですけど、音が好きです。なんども口ずさみたくなる、絶妙なゴロの良さ。カンボーチョーカン。最高。政治関連の人だとは知ってるけど、それ以上のことは知らないです。カンボーチョーカン。音が。リズムが。ゴロが。その全てが最高。カンボー・チョーカン。一体、何をしてる人なんでしょう。カンボー☆チョーカン。
 こんなに素晴らしい単語なんだから、きっと素晴らしい人に違いないです。カンボーチョーカン。もうこの際、何をしてる人でも良いです。カンボーチョーカン。何をしてるかなんて大した問題ではないです。そんなことよりもこの語感のよさ。カンで始まり、カンで終わる。好きです。カンボーチョーカン。
 こんなにゴロの良い単語が、他にあるでしょうか?ありました。スリジャヤワルダナプラコッテ。良い。スリジャヤ・ワルダナ・プラコッテ♪ 最高過ぎる。場所だということは知っているけど、どこなのかは知らないです。スリジャヤワルダナプラコッテ。
 それがどこなのか分からなけど、そんなことはどうでも良いです。スリジャヤワルダナプラコッテが好き。毎朝口ずさみたい。毎晩唱えたい。毎年崇め奉りたい。そんな単語です。
 ですから、カンボーチョーカンとスリジャヤワルダナプラコッテを混ぜてみました。スリジャヤワルダナプラコッテにいるカンボーチョーカン。
 名付けて、スリジャヤ・カンボー・ワルダナ・チョーカン・プラコッテ。おお、最高じゃないですか..。なにか神々しいです..スリジャヤ・カンボー・ワルダナ・チョーカン・プラコッテ。
 

ラスクル♪♪

2021/03/02 20:50|コメント:0件

ラスクルのクレーム対応って実はすごいのをご存じですか?仕事でラスクルに印刷を頼んだ時の事です。
 何かがオカシイぞ...?
 ラクスル側の印刷ミスで、届いた製品は中身がめちゃくちゃになっていました。ページの順序がグチャグチャになっていて、最終ページ(=10ページ目)に来るはずのコメントが2ページ目に来たり、 “導入的な” 部分が最終ページに来たりといった塩梅で、もうその文章の構成たるやカオスの極みとなってました。
 中身を見て赤っ恥をかいたことに憤慨し、印刷のラクスル問い合わせ窓口に電話をしました。
 「ただいま、回線が大変混み合っており…」
 意気込んで電話をかけた矢先これです。問い合わせ窓口に電話をするとありがちな、あの「ただいま、回線が大変混み合っております。そのままお待ち頂くか、少し時間を置いてからおかけ直し下さい」地獄。
 しかし、ラクスルの自動音声は、通常のそれとは少し違っていました。
 「お待たせして申し訳ありません。お客さまは、3番目のご案内になります。」
 ほぅ…?不思議なことに、“いつまで待たされるのか” さえ分かると、待たされること自体は大した不快ではなくなるのです。「あ、3番目なんだ。待とう。」と。
 その後も、「お客さまは2番目のご案内になります」「次がお客様となります」とリアルタイムに状況が伝わってきます。
 自分の番になり、ついにカスタマーサポートの担当者が電話口に出ました。
 「大変お待たせ致しました… 印刷のラクスルです。」 
 正直、待たされたという不快感は、あまり無かったです。私は、手短に状況を説明。ラクスル側に送ったデータは間違っていなかったので、ラクスルの印刷工程でのミスです、と伝えた。その時点で既に夕方になっており、ラクスルの印刷工場は閉まっていて、その日のうちに工場側の状況を確認することが出来ない、とのことでした。
 「今日確認がとれないいいいぃぃいいぃ?? んんんんn〜? そいつはぁあああ、困りますねェえええ??」
 陰湿なクレーマーと化し、電話越しにも分かる程に眉間にシワを寄せた私に対して、ラクスル担当者は少し考えてから、
 「もしかするとまだ工場に人間が残っているかもしれないので、とにかく至急確認してみる」 と言って電話を切りました。
 5分ほど経ってから担当者から折り返しの連絡があり、
 「やはり工場側に確認出来る人がいないので明日確認して、連絡をさせて下さい...」とのことでした。
 しかし、ダメ元でも一度工場側に確認をとってくれたことに加え、工場の印刷工程に関する解説や今後の進め方についての説明が、いちいちクソ分かりやすくて、それが素晴らしいのです。
 次の日、休日のラクスルのカスタマーサポート業務時間が13:00-18:00であることを調べた私は、昼過ぎくらいになるであろうラクスルからの電話を待ってました。
 すると、ラクスルの業務時間前であるはずの10:00頃にはラクスルから電話があり、工場側に保存してあるサンプルを朝一で確認したところ、送付されたデータ通りで間違いが見当たらなかった、との報告。工場のサンプルにはミスが無いのに、発送した商品にミスがあるという、非常にイレギュラーなケースとのこと。引き続き説明が明確で、分かりやすいのです。
 加えて私が驚いたのは、これらの説明をした担当者が、前日に電話で話した担当者と違う担当者だったということです。昨日の会話の続きかのように、何の違和感もなく話が通じます。素晴らしくスピーディな対応に加えて、あまりにも完璧な引き継ぎ。 え?ラクスルってどういうオペレーションになってるんですか?こんな対応を、全ての客に対して徹底しているのかと思うと、もはや恐ろしいです。誠に申し訳ありませんでした。という謝罪と共に、正しく製本された印刷物は、直ぐに再送されました。結局、間違いを発見してから数日内に正しい製品が届いたのです。これなら何の問題もないし、何の不快感も無い。
 「今後、二度とないよう、気をつけて参ります。誠に申し訳ありませんでした。」
 その言葉は、マニュアル的にというよりは、自然に発せられているようでした。本来、印刷工程に気をつけるのはカスタマーサポートの仕事ではなく、工場の仕事。なんという当事者意識なんでしょう。カスタマーサポートが紳士的すぎです。ラクスルからの執拗な謝罪に対して、こちらから、一言だけ言わせて頂きたいです。
 「NO PROBLEM!!!!!」

エミネム♪♪

2021/03/01 20:34|コメント:0件

中学生の時に女性と2人で初めての “デート”に行った時の事です。
 唐突に聞かれたのです。「どんな音楽が好きなの?」 
 この急な質問に、なぜか分からないけどもヒヤっとしたのを覚えています。相手の方が恋愛経験が豊富だろうという客観的な現状認識から来る、「試されている」感です。
 ..どんな音楽が好きか?
 試されていると思うと、返答に詰まりまあいた。その頃好きだったのは、B'zとミスチルとポルノ。J-POPです。しかし、直感が囁いていました。J-POPじゃない。J-POPを聴く男じゃダメだ。それじゃモテない、と。 そして次の瞬間、自分の口から、想像もつかない単語が飛び出しました。
 「エミネム。」
 僕はその時の空気を今でも明確に思出すことが出来ます。エミネム。一度も曲を聴いたことのない、謎の外国人アーティストの名前が突然頭に出現し、そして気がつけばその名前を、そのまま告げていました。
 「すご〜い」女性はそう言って驚いていたようだが、何を隠そう、一番驚いていたのは自分自身です。何かよくわからない危険な方向に、話が進み始めていました。エミネム is 誰?分からない。分からないけどこの暗闇を、薄暗い世界を、己を信じて突き進むしかない状態でした。
 “エミネムを聴く” ということ自体は恐らく疑われていなかったのだけど、その女性が次に放った「エミネムのどんな曲が好きなの?」という無垢な質問に追い詰められていきました。どんな曲?どんなというか、一曲も知らない。テキトウに言う曲名すら知らない事実に震え、身体中から変な汗が噴き出していました。どんな曲?どんな曲なんだい?エミネムさん。ヤバいぞ、終わった。覚悟したその時、もはや自分の意思なのか神の意思なのか、何か得体の知れない大いなる力に導かれ、自分の口から恐ろしいセンテンスが飛び出しました。
 「メジャーなのからマイナーなのまで、幅広く聴いてるよ。インディーズの頃の曲も、けっこう好きなんだよね。」
 インディーズの頃も、けっこう好き。いや、凄くないですか?冷静に。一番有名な曲すら分からない状態でよく言えたものです。“インディーズの頃の曲” とかそういうのが存在してるのかすら知らないのです。というか、エミネムに関しては、「恐らく外国人」という情報しかないです。しかし、ここまで来たからには、絶対に引き下がることは出来ないのです。エミネムについては知り尽くしている。この圧倒的スタンスを崩すことなく、ゴリ押しまくる。それしかないと思いました。
 「初期の、荒削りの頃のエミネムが好きだった。」
 「あいつはアメリカの音楽シーンを変える存在だ。」
 エミネムを、突然の「あいつ」呼ばわり。エミネムへの前触れ無き急接近。エミネムについて言及しないといけない現実と、エミネムについては何も知らないという現実。 相反するその二つの現実が交錯し、危険な化学反応を起こし、とめどなくカオスを生み出していきます。
 幸い、女性はエミネムについては余り詳しくないようでした。不幸中の幸いだ。どうにかなるかもしれない。その希望に後押しされ、エミネム論が止まらなかったです。
 「まあエミネムって音楽家として見られてるけど、」
 「実際のところ、エミネムはもはやアーティストじゃなくて、革命家なんだよね。」
 途中から、もはや自分が何について言及しているのか、自分が何を言っているのか、自分自身でも全く理解が出来ない状況が続きました。モテたい。スゴイと思われたい。スゴいと思われてモテたい。その強い思いが、信じられない強烈な世界観を生み出した。そしてエミネムは、革命家となったのです。その後も、エミネムについてそれっぽいことを言い続けました。
 「政治に影響を与えた」
 「垣根を越えた」
 「時代を作った」
 ..これ以上エミネムを野放しにすると、空前絶後の大災害になる。そう確信しエミネムが歴史を覆したあたりで強引に話題を変えて、エミネムトークを終了させました。
 女性からは「楽しかった」と形式的な連絡がきたが、次第に連絡が途絶えていき、ついには返信がかえってこなくなりました。
 その後、ほどなくしてエミネムのCDを借りました。