先日、一回くらい胃カメラやってみようかなって、軽い気持ちで健康診断で胃カメラ受けました。
今は全身麻酔が主流ですがそこの病院は局所麻酔のみの所でした。
まず私、あんまり禁食ってしたことがなくて、前日21時から禁食が、もーつらいわけです。
よく考えると前日21時から禁食って、ある意味、常人の食生活なのに、普段どんだけ0時くらいに幻の4食目を口にしてるのか知らないけど、もう翌朝に、空腹で空腹で、砂漠の民みたい心持ちで内視鏡室に到着。
そんな状態で、医者から内視鏡の説明をざっとされ、同意書にサインをうながされたわけですが。
あれ、これ、こんな物騒なことが書いてあったっけ?って。
なんかもう、ほぼほぼ死なないし、いや、もう全然死なないんだけど、死ぬようなことしないんだけど、そもそも死ぬとか意味わかんないし、でも実は100%じゃない。みたいなこと長々と書いてあるわけですよ。
大丈夫大丈夫言ってるんだけど、よくよく読むと、なんか死ぬこともあるかもしれないってくらいのことも書いてある、よく読むと。
こえーこえーって思いながらサインしましたけど。
で、そのあと待合室に連れていかれ、看護師さんに「じゃあ、これでも飲んで」って謎の液体を渡されて、「初めて?」「初めてです!」「緊張しなくて大丈夫よ」みたいな、いかがわしいお店に初来店みたいな会話を多少して、いざ。
うん、胃カメラって、胃カメラ用の服みたいの着ないのですね。
なんかドラマとかで、よく検査着みたいなの着てたかさ、あの印象あったけど、胃カメラって私服のまんまでやるみたいです。
先生が入って来て。
「女の先生ですから安心してくださいね」って看護師さんに言われて、優しそうかなって期待したんですけど、完全にブルゾンちえみと平野ノラの合わせ技みたいな女医さんでした(笑)
安心が、ぐんって減りました。
「やるわよー私やるわよー」みたいな謎のグイグイが凄くて。
で、
「研修医を見学に入れさせてもらってもいい?はい入ってー」
みたいな感じで、私の相槌が空を切ってるうちに、10人くらいのwithBがゾロゾロ入ってきました。
嫌だなあって思ったけど、なんか「やれやれ」みたいな能力者の主人公みたいな気持ちも若干あって。
正直、なんでかわからないけど、この時点で6:4くらいで、俺の雄姿見とけって気持ちになりました。
なんか、胃カメラやったことないけど、スムーズに行くような自信に漲ってた。
だって80歳とか90歳くらいのおばあちゃんとかも胃カメラやってたくらいだし、私は結構我慢強いとこあるし。って。
今思えば、あの時、なんで酸いも甘いも噛み分けたおばあちゃんを下に見たのかと悔やみますけど。
で、喉に挨拶程度にシュシュって麻酔されて2秒で「行くよー」って、あの即合体シリーズでもうちょっと待つわくらいの速度で、平野ノラが80年代の携帯電話を操るような手つきで、胃カメラの管持って迫ってくるんだけど。
もうね、多分、麻酔がまったく効いてない感じするわけです。
私の喉が、全然寝てない。100の力で迎えうってる感じです。
でも問答無用で、私はマウスピースみたいのを銜えさせられて、
「マウスピースは歯で噛んで、むせないように呼吸は鼻でして、管が喉にきたらごっくんって飲み込んでねー」
って、軽く情報過多で流れるように言われたんですけど。
えっ?えっ?えっ?て思ってる間に、管をんぐーって入れられたわけです。
焦りながらも、こういう検査の時は、抵抗せずに身をね任せるのが大事って思い
力を抜いて受け入れました。
そう管が喉のとこに来たら、飲み込むのみ。
ごっくんする。
おええええええええええええええええええええええええ
自分でも驚くぐらい嗚咽。
洞窟に何かいるんじゃないかくらいの嗚咽。
喉が万全の態勢で管とがっぷり四つ組んでました。
「飲み込んでー飲み込んでー」ってちえみにブルゾンも脱げる勢いで言われっけど、
そもそもマウスピースを噛んだ状態で、飲み込みが全くできないということが判明。
口を閉じないで、物を飲み込んだことなかった。
もう喉の門前払いがすごい。
ちえみが超管入れてくるけど、そのたびにもう魔獣の咆哮くらいの勢いで、オエエエエってなってる。
「力入れないで!喉に力入れないで!」って超連呼されてるんですけど、ほんともう、全然入れてるつもりないけど、喉以外は死んだ魚みたいになって、行き倒れみたいに超ぐったりしてるのに、喉のそこ押されるともう自動に魔獣が出るわ出るわ。
あと、もう鼻で息してねって、多分遺言みたいに言われたけど、なんだろう慢性的な口呼吸で気が付かなかったけど、私の鼻、多分これ機能してないみたいです。両鼻詰まってたよー。
この時点で、口の仕事量が100。
口で呼吸してるし、口から唾液が川のように出てますし、ちえみが口に超管を入れてくっし、もう口の交通量がすごい。スクランブル交差点みたくなってる。
口のポテンシャルが今アツい!
つーのに!おい!喉!
口がそんなに頑張ってるのに、どうした喉!
微塵も開いてない。2mmくらいしか開いてない。うちの敷居は跨がせないくらいの勢いがある。
「飲んでー!飲んでー!」ちえみがバブルくらい言うし、周りのwithBたちが、そういうお店かなってくらい「飲んで飲んで」言うけど、私も、ほんとそっちなら結構飲める方かなって思ってたけど、
咽頭バージンが全然捧がらない。
見かねた研修医たちが慌てて押さえに来て、「うどん飲むみたいにー!」って言われたけど、こんな躍動感あるうどんは香川にもねぇ!って思いました。
で、ちえみもあの手この手で、なんか変な回転とかつけて、喉を通そうとしてくるんだけど、もう私の喉の守備力が半端ない。
10分くらい揉めまして、
あまりの入らなさに、タイムー!ってなる。
一回整理しよ!ってなる。
胃カメラなのに、微塵も、胃を写してない。
あの手この手でノドチンコどまり。
もうグラビアかってくらい色んな角度のノドチンコは十分堪能しました。
でもさすがキャリアウーマン、ちえみが全然諦めない。
もう、かたや私は、
辛すぎて、首がミドリガメかなってくらい服の中にめり込んでました。
包茎の広告みたくなった私を「出てきて出てきて」つって、看護師さんに剥きだされてました。
そして、全員がもう無理かも!って思った瞬間、
あ
つって、入りました。
喉さえ抜けたら、そこは雪国。もう嘘みたいにスムーズで、あとはすぐに胃について、ものの2・3分で終わりました。
異常ありませんでした。
胃カメラを終えて、病院を出た時、なんか、大人の階段登った感じでした(笑)
今は全身麻酔が主流ですがそこの病院は局所麻酔のみの所でした。
まず私、あんまり禁食ってしたことがなくて、前日21時から禁食が、もーつらいわけです。
よく考えると前日21時から禁食って、ある意味、常人の食生活なのに、普段どんだけ0時くらいに幻の4食目を口にしてるのか知らないけど、もう翌朝に、空腹で空腹で、砂漠の民みたい心持ちで内視鏡室に到着。
そんな状態で、医者から内視鏡の説明をざっとされ、同意書にサインをうながされたわけですが。
あれ、これ、こんな物騒なことが書いてあったっけ?って。
なんかもう、ほぼほぼ死なないし、いや、もう全然死なないんだけど、死ぬようなことしないんだけど、そもそも死ぬとか意味わかんないし、でも実は100%じゃない。みたいなこと長々と書いてあるわけですよ。
大丈夫大丈夫言ってるんだけど、よくよく読むと、なんか死ぬこともあるかもしれないってくらいのことも書いてある、よく読むと。
こえーこえーって思いながらサインしましたけど。
で、そのあと待合室に連れていかれ、看護師さんに「じゃあ、これでも飲んで」って謎の液体を渡されて、「初めて?」「初めてです!」「緊張しなくて大丈夫よ」みたいな、いかがわしいお店に初来店みたいな会話を多少して、いざ。
うん、胃カメラって、胃カメラ用の服みたいの着ないのですね。
なんかドラマとかで、よく検査着みたいなの着てたかさ、あの印象あったけど、胃カメラって私服のまんまでやるみたいです。
先生が入って来て。
「女の先生ですから安心してくださいね」って看護師さんに言われて、優しそうかなって期待したんですけど、完全にブルゾンちえみと平野ノラの合わせ技みたいな女医さんでした(笑)
安心が、ぐんって減りました。
「やるわよー私やるわよー」みたいな謎のグイグイが凄くて。
で、
「研修医を見学に入れさせてもらってもいい?はい入ってー」
みたいな感じで、私の相槌が空を切ってるうちに、10人くらいのwithBがゾロゾロ入ってきました。
嫌だなあって思ったけど、なんか「やれやれ」みたいな能力者の主人公みたいな気持ちも若干あって。
正直、なんでかわからないけど、この時点で6:4くらいで、俺の雄姿見とけって気持ちになりました。
なんか、胃カメラやったことないけど、スムーズに行くような自信に漲ってた。
だって80歳とか90歳くらいのおばあちゃんとかも胃カメラやってたくらいだし、私は結構我慢強いとこあるし。って。
今思えば、あの時、なんで酸いも甘いも噛み分けたおばあちゃんを下に見たのかと悔やみますけど。
で、喉に挨拶程度にシュシュって麻酔されて2秒で「行くよー」って、あの即合体シリーズでもうちょっと待つわくらいの速度で、平野ノラが80年代の携帯電話を操るような手つきで、胃カメラの管持って迫ってくるんだけど。
もうね、多分、麻酔がまったく効いてない感じするわけです。
私の喉が、全然寝てない。100の力で迎えうってる感じです。
でも問答無用で、私はマウスピースみたいのを銜えさせられて、
「マウスピースは歯で噛んで、むせないように呼吸は鼻でして、管が喉にきたらごっくんって飲み込んでねー」
って、軽く情報過多で流れるように言われたんですけど。
えっ?えっ?えっ?て思ってる間に、管をんぐーって入れられたわけです。
焦りながらも、こういう検査の時は、抵抗せずに身をね任せるのが大事って思い
力を抜いて受け入れました。
そう管が喉のとこに来たら、飲み込むのみ。
ごっくんする。
おええええええええええええええええええええええええ
自分でも驚くぐらい嗚咽。
洞窟に何かいるんじゃないかくらいの嗚咽。
喉が万全の態勢で管とがっぷり四つ組んでました。
「飲み込んでー飲み込んでー」ってちえみにブルゾンも脱げる勢いで言われっけど、
そもそもマウスピースを噛んだ状態で、飲み込みが全くできないということが判明。
口を閉じないで、物を飲み込んだことなかった。
もう喉の門前払いがすごい。
ちえみが超管入れてくるけど、そのたびにもう魔獣の咆哮くらいの勢いで、オエエエエってなってる。
「力入れないで!喉に力入れないで!」って超連呼されてるんですけど、ほんともう、全然入れてるつもりないけど、喉以外は死んだ魚みたいになって、行き倒れみたいに超ぐったりしてるのに、喉のそこ押されるともう自動に魔獣が出るわ出るわ。
あと、もう鼻で息してねって、多分遺言みたいに言われたけど、なんだろう慢性的な口呼吸で気が付かなかったけど、私の鼻、多分これ機能してないみたいです。両鼻詰まってたよー。
この時点で、口の仕事量が100。
口で呼吸してるし、口から唾液が川のように出てますし、ちえみが口に超管を入れてくっし、もう口の交通量がすごい。スクランブル交差点みたくなってる。
口のポテンシャルが今アツい!
つーのに!おい!喉!
口がそんなに頑張ってるのに、どうした喉!
微塵も開いてない。2mmくらいしか開いてない。うちの敷居は跨がせないくらいの勢いがある。
「飲んでー!飲んでー!」ちえみがバブルくらい言うし、周りのwithBたちが、そういうお店かなってくらい「飲んで飲んで」言うけど、私も、ほんとそっちなら結構飲める方かなって思ってたけど、
咽頭バージンが全然捧がらない。
見かねた研修医たちが慌てて押さえに来て、「うどん飲むみたいにー!」って言われたけど、こんな躍動感あるうどんは香川にもねぇ!って思いました。
で、ちえみもあの手この手で、なんか変な回転とかつけて、喉を通そうとしてくるんだけど、もう私の喉の守備力が半端ない。
10分くらい揉めまして、
あまりの入らなさに、タイムー!ってなる。
一回整理しよ!ってなる。
胃カメラなのに、微塵も、胃を写してない。
あの手この手でノドチンコどまり。
もうグラビアかってくらい色んな角度のノドチンコは十分堪能しました。
でもさすがキャリアウーマン、ちえみが全然諦めない。
もう、かたや私は、
辛すぎて、首がミドリガメかなってくらい服の中にめり込んでました。
包茎の広告みたくなった私を「出てきて出てきて」つって、看護師さんに剥きだされてました。
そして、全員がもう無理かも!って思った瞬間、
あ
つって、入りました。
喉さえ抜けたら、そこは雪国。もう嘘みたいにスムーズで、あとはすぐに胃について、ものの2・3分で終わりました。
異常ありませんでした。
胃カメラを終えて、病院を出た時、なんか、大人の階段登った感じでした(笑)