店長ブログ

断食道場♪♪

2021/02/21 21:09|コメント:0件

「断食道場」的な場所を訪れて1週間の断食生活をしてきたことがあります。この道場は伊豆に存在し、数日は「回復食」と言って死ぬ程質素な飯を阿呆みたいに少量だけ食べるのですが、まあ、ほぼ1週間近くはロクに飯を食べることが出来ないと思ってもらって良いです。
 さらに、この断食期間中、毎日06:00に起きてはトチ狂ったように、瞑想・ヨガ・気功体操・散歩・岩盤浴・マッサージ・銭湯 などに明け暮れます。これでもかという程に身体を休めて、22:00には就寝。とにかく身体の毒素を出し切り、リズムを整え、煩悩を捨てまくって、なんか全体的にエエ感じになるのが施設の目的です。
 効能とかいう以前にまず何がヤバかったのかと言うと、シンプルに断食中の「空腹」がヤバかったです。腹が、これでもかと言うほど減ります。 「腹って、こんなに減るんだ」と驚きます。
 まず1日目、何も食べずに昼になると徐々に腹が減ってきます。そのまま何も食べず夕方になると、非常に腹が減ってきます。そのまま食べずに夜になり、就寝時間となります。
 2日目、目覚めると、引き続きめちゃくちゃ腹が減っています。2日目はずっと腹が減ったままです。とにかく腹が減ります。余りの空腹に、性欲も一切沸き上がってこないです。2日目の夜は腹が減り過ぎてロクに眠ることすら出来なかったです。
 そして迎えた3日目。なんと、この3日目の昼くらいに、不思議な現象が起こります。あれほどに自分を苦しめて来た空腹が、突如としてスッと消えてなくなるのです。この時に、何かを悟ったような気持ちになります。「..おれはついに、空腹を超越した」Twitterで飯の画像が流れてきても何も感じない。賢者タイムのようなものだろうか。食欲からの卒業。なんなら、食べ物に取り憑かれている、空腹を乗り越えられない凡夫達が、可哀想にすら思えてくるのです。「まだ飯なんぞ食ってるのかね?愚かな民よ」で、それから数時間が経ち3日目の夕方くらいになった時。ついにその時が来るのです。超越したはずの例のソレが、満を持して、以前とは比べ物にならない程の暴力的なまでの剛力を以て、剛力の化身と化して押し寄せてくるのです。剛力王 ゲーリー・グッドリッジ。みなさんは、自分の空腹を、「グッドリッジだ」と思ったことはあるでしょうか。ないでしょう。というか、グッドリッジって誰?と思っているでしょう。ムッキムキの外国人です。で、そいつが胃の中に突如として現れ、フンハーと言いながら大暴れしているのです。「腹が減った」では済まされない、常軌を逸した感情が押し寄せてくる。もう空腹とかそういう生易しい単語では言い表すことの出来ない危機的な精神状況です。しかし断食道場は何があろうと絶対に飯は出てこないです。死ぬ。このままだと死ぬ。そして更に、この空腹の絶頂のタイミングにて、極限まで追い詰められた3日目の夕方のこの状況で、さらに恐ろしいことが起こります。なんと、空腹に押しやられて数日間鳴りを潜めていた  “やつ” が、突如として、雄叫びをあげたのです。「性欲!!」危機的な状況であることを察知した本能が、死ぬ前に子孫を残す必要があると訴えたのでしょうか?ここからグッドリッジと性欲の奇跡のセッションが始まります。想像して下さい。腹を空かせてヨダレを垂らし、今まさに椅子を食べんとしているその男、なんと下半身はフル勃起状態。「胃に何かを入れたい」「どこかにチンポを入れたい」もう、脳内はこの2つのシンプルな感情に完全に支配され、肉欲のカーニバルと化しています。そして迎えた最終フェイズこの、「胃に何か入れたい」&「どこかにチンポを入れたい」という連立二元一次方程式を解いた結果、極限状態でついに、究極の結論に到達するのです。それこそが「胃にチンポ入れたい。」これです。断食をしたことが無い方には想像の難しい状況かもしれませんが、これこそが断食3日目での精神状態です。
 この非常に危険な3日目を乗り越えて4日目に突入すると、突如として全く元気がなくなってきます。唐突に、なんかもう全体的に気だるい感じになってきて、無気力状態に突入するのです。ちなみにこのダルさは「好転反応」と呼ばれる症状らしく、断食をすると誰にでも起こる反応らしいが、仕組みとしては断食により体内の毒素が血中に流れ出ることでおこるそうです。 
 この好転反応の期間は長く、4日目から6日目に至るまで丸3日間、全く元気がなくなってしまいます。この期間、食欲も性欲も、完全にどこかにいってしまう。もう、ただただダルい。何の欲望もなき無気力。充分に水を摂取し、体内を浄化していく必要があるらしいのですが、水を飲むのすら面倒くさい。全て面倒くさい。回復食を口にするのも面倒くさい。息をするのも面倒くさい。めっちゃ臭いウンコも出ます。
 そして気だるいまま6日目までを終え、迎えた真実の7日目。ここで、奇跡を体験することになります。なんと、目覚ましの鳴る前に、ガバっっっっ!!!と勢い良く目が覚めるのです。ここ10年以上感じたこともない、あまりにも爽快な目覚めです。06:00に、脳内のドカアア〜ンという音と共にまぶたがズゴオオ〜ンとOPENし、脳が、ショワアアアア〜と活性化しているのを実感する。前日までのダルさが嘘のように身体が軽い。内面からポジティブな感情が爆発し、何て言うかもうサイコーな感じになり、自然と笑顔になってしまいます。その上、頭はと言うとこれでもかと言う程に冴え渡り、信じられないスピードで脳が回転しているのを実感します。食欲はと言うと、全くと言って良いほど無い...!正真正銘、「空腹」を超越したのです。胃や腸がスッキリしている実感がある。ついに食欲を乗り越えた。そして..... おや?!?!完全に消え去った食欲とは裏腹に、自分自身の奥底から、爆発的な、あちらサイドの欲望が襲って来ているではありませんか..!
食欲と違い、“やつ” は死んではいなかったのです。好転反応期間にはダルさの陰に隠れ鳴りを潜めていた “やつ” が、その潜伏期間から解き放たれ、ついに牙をむきます..!「性欲!!」 
 今も朝の目覚めとかめちゃくちゃ良いし、あの、簡単に言うとアレですね。けっこうオススメです。断食。

パスタの名前♪♪

2021/02/20 20:11|コメント:0件

ラットゥーガ、カルボナーラ、アラビアータ...近所にあるパスタ屋さんのメニューです。パスタ料理の名前、なんか響きが怖くないですか?そうですよね響きが怖いですよね.. これらの恐ろしき名前から想定される強敵の姿、そしてそれらに対する有効な対策について私の独断で見解を述べておきたいと思います。
 「ラットゥーガ」
 機動力と攻撃力の双方を兼ね備えた翼龍、ラットゥーガ。噛み付きやテール攻撃の他、炎を吐いての全体攻撃もある。対策としてはまず炎系の攻撃に強い防具がマスト。尚、通常の物理攻撃でラットゥーガを捉えるのは難しく、眠らせてから打撃を与えたい。補助系の仲間が必須。
 「ゴルゴンゾーラ」
 闇の力に支配された、魔獣ゴルゴンゾーラ。幼少期から破壊と殺戮を繰り返し、ただひたすらにこの世の終わりを望む。ゴルゴンゾーラは悪の化身となり、今では魔界の頂点に立つ存在となった。現段階で有効な対策はなく、エンカウントしないよう細心の注意を払いたい。
 「アラビアータ」
 ”arrabiata” とは、ギリシャ語で、”永遠の呪い” の意味。現世への強い思入れは邪悪な怨念となり、やがて具現化して恐ろしきアラビアータとなる。なるべく恨まれないよう、小さな虫等を殺さないようにすることが大切。
 「メランザーネ」
 メラ ⇒ メラミ ⇒ メラゾーマ ⇒ メランザーネ
 究極の炎。メランザーネは、敵の肉体や防具、精神に至るまで、全てを燃やし尽くす。非常に熱いので、熱さに自信のある人もなるべく近づかないようにしたい 。
 「ボンゴレ・ビアンコ」
 ニューヨークヤンキース時代にはメジャーで年間30本塁打を記録した、中日の大型助っ人。右投げ右打ち。長打力があるので、丁寧に下をつくピッチングで凌ぎたい。
 「ラグー」
 世界で最も美しいとされ、”アジアのバリ島”  とまで呼ばれた、マレーシアのリゾート地、ラグー海岸。日焼け止めを忘れないように注意したい。どこまでも続く青い海を見ながら、乾杯といこう。
 「アーリオ・オーリオ」
 紀元前のエジプトにおける儀式の名称。男性はアーリオと呼ばれる王との誓いにより戦士となり、女性はオーリオと呼ばれる誓いにより子を授かることを許された。エジプトにおける、アーリオ・オーリオの文化は、紀元前2200-1900年頃迄まで続いた。 現代の日本社会にはアーリオ・オーリオ的文化の影響は見られず、対策の必要は無い。

フェイスブック♪♪

2021/02/19 20:40|コメント:0件

「あなたはもっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である。 ─Jim Rohn」
facebookで、こんな格言がシェアされていました。まず、Jimに言いたいです。あなたは一体、誰なんだ、と。
 そしてJimの仰ることも一理あるのかなと思い、もっとも多くの時間を過ごした友人を探す為に自分の「友達」というタイトルのフォルダを開いた瞬間、添付の写真が飛び出してきました。(※ 安心して下さい、私有地です。履いてます。) 

靴のワックス♪♪

2021/02/18 21:17|コメント:0件

靴に塗るだけでツヤの出る液体をドンキで買ったのですけど、次元違います。
テカテカとかそういう領域を遥かに凌駕してます。どう客観的に、冷静に分析しても、正しい表現は、ビチャビチャです。というかヌチョヌチョです。
 完全に、濡れてます。もし、靴が汚なかったら取引先に対して失礼かと思って手を伸ばした人がいたら、完全にクソ失礼な靴になります。両足にゴキブリを着けている感じです。取引先に失礼というか、これは明らかに取引先への「威嚇」です。さすがに仕上がりがオカシイです。
 使用量を間違ってしまったのでしょうか?あれでしょうか。初めてのワックスで使用量が分からず、闇雲に鬼のようにつけまくってしまい髪型という領域を遥かに超越してX JAPANも舌をまくモダンアートに仕上がってしまう中学2年生 ~初めてのセッティングの夏~ のそれでしょうか?ただ、1 pushしかしてません(笑)
 

タイの機内食♪♪

2021/02/17 20:30|コメント:0件

写真は数年前にタイに行った時の機内食ですが、この、米と一緒に出てきた、米の左側の緑掛かった黒色の食べ物は極めて独特の臭いを放ち、その味は、我々日本人の想像を遥かに越えるものでした。「井戸」のような味がしました。
 これまでの人生を振り返りますと、井戸を食べたことはまだ一度もないわけですが、そんな井戸経験の浅い自分でも、かなりの自信を持って井戸味だと断定することが出来ました。食べ始めた時は井戸の放つ特有の下水道臭に圧倒され、スプーンを持つ手が凍りましたが、飢餓に身を任せ、そして自分に「これは旨い、最高じゃないか」と言い聞かせて強引に食べ続けているうちに次第に井戸への理解が深まり、癖のある下水の味が意外と白米とマッチすることに気付き、最後は、無類の井戸好きを誇れる域に到達しました。
 一方、米を挟んで右側のオレンジ色の食べ物は、こちらは、さらに想像を越えた味をしていました。“肉ジャガ” という料理をベースにして、これを、最もやってはいけない方向に極め抜いてしまった、反骨のマスターピースでした。恐らく我々日本人が全く食べ物として認識していない雑草の類は相当ふんだんに入っていましたし、珍味な食材をグツグツと煮込んでから入念に炊き込み、そそくさと焼き上げてからいそいそと炒めて出してきたんだと思います。食べ物としての評価は最低レベルですが、武器として考えるのであればそれなりの評価が為されても良い代物ではありました。こん棒よりは殺傷能力がありそうでした。
 食べ始めた瞬間は荘厳なる肉ジャガの放つ崇高なる腐敗臭に圧倒されましたが、飢餓に身を任せ、そして自分に「これは旨い、絶品じゃないか」と言い聞かせて強引に食べ続けました。しかし、非常に残念ながら、最後まで "肉ジャガ" の魅力を理解することは一切出来ず、決して完食することはなく、吐き気を催したまま終わってしまいました。
 これら機内食から学んだことは、先ず一つは、「だいだいの事は気の持ちようでどうにかなる」ということです。「井戸」味というのは普通に考えれば食べられたものではありませんが、食べられると思って食べているうちに、あ、意外と俺井戸好きだわ、となったわけです。
 もう一つは、「気の持ちようでは突破出来ない肉ジャガがある」ということです。肉ジャガに限定された話ではなく、さらに一般化できます。この世には、気の持ちようではどうにもならない領域が存在するようです。そしてさらに重要なこと、それは「気の持ちようで変わることか、それとも身体の芯から受け入れられないものか、最初の一口ではよく分からない」ということです。
 「井戸」も「肉ジャガ」も、一口目では同程度の不快感を放ち、その段階では、どちらもその時の自分にとっては、にわか受け入れがたいものだったのです。ただしその時の不快感は本質が異なっており、一方は先入観もしくは経験不足によるもので、もう一方は構造的な問題(もはや変えられない自分自身の何か)によるものでした。これらの経験を踏まえ、今後の人生で、何かとても不快な事や不快な物に出くわした時は、先ずは自分の経験の浅さを徹底的に疑い、気分を変えて鬼のように突破や調和を試み、本当に死を感じた場合にだけそれを止めることにしました。