店長ブログ

女子会♪♪

2021/02/03 13:43|コメント:0件

スターバックスでコーヒーを飲んでいたら、横に、女子大生の2人組が座っていました。 彼女らは、数時間に渡り互いの元カレの情報を発表し合っていました。両親との関係に始まり、車の運転から性感帯に至るまで、怒濤の発表会です。世の男性は、あらゆる個人情報は元カノを経由し散布されると肝に銘じた方が良いですね。
 一体全体、何をそんなに発表することがあるのでしょう。しかもよくよく聞けば、元カレはごくごく普通の男の子。しかし、女子2人のマシンガントークは一切留まるところを知りません。デートがどうだ休日の朝がどうだ大学がどうだ将来はどうだ食べ物は髪型が血液型がペットが夜の相性が友達と一緒に飲むと家具がどうだ靴がどうだ昔のプリクラがどうだ旅行がどうだ兄弟が・・・何と言うネタの数なんでしょう。尋常じゃない、どこにでもいそうなごく普通の男性について、ありとあらゆる表現を使い、見事に、それは見事に形容していきます。 
 一方が、もの凄い勢いでまくしたてると、もう一方はもの凄いスピードで相づちを打ちます。うんうん分かる、うん分かる、分かる分かる、分かるぅぅう〜!分かるうううー!分かるうぅうう〜♪♪ 
 さすがに分かり方が尋常ではない。なんだ、一体彼女に、何が「分かって」しまっているのでしょう。まだ文頭の「車でデートするとほんと性格でるんだよね」くらいのところで「えええっぇええ〜、分かるううう〜」と言ってふんふん頷いています。何と言う察し方だ、洞察力・推理能力が凡人のそれではないです。
「ニンニクの匂いとかあんま気になんないんだよねぇぇええ私」
「ええー!私絶対嫌だあああー!」
「えーなんで全然良いじゃん(アゲアゲ)」
「嫌だよ、おかしいよおおおお(アゲアゲ)」
なんということでしょう。一体、どういう盛り上がり方なんでしょう、これは
分かるううう〜っ♪ 以外のパターンも、共感以外のパターンもあるのでしょう。
 これだけの無数の話題を相手に対してブチまけながら、ついに、「相手が共感しても共感できなくてもどちらでも良い」ということが、明確になりました。
 もう、何の話題でも良いし相手がどう思っても良いのです。分からなくても、良い。思いついただけ出した方が、手数の多い方が勝つ ノーガードの殴り合い、なんというタフネスなんでしょう。
「私、AB型の人って付き合ったことないんだけどぉぉおお♪」
「え〜〜♪わっかるー♪ 私もなんだけどぉぉぉお!偶然じゃなああい!?」
なんということでしょう。この会話を聞き、「いやAB型は基本的に少ないから、元カレにAB型がいないことは決して不思議なことじゃないんだよバカ」と、そう思った私がバカでした。この2人の話を聞くとそれぞれ6人ずつくらいとは付き合っている様子だが、
「その全てがAB型ではない」確率は、(1 - 9/100)^12 = 32%
「全てAB型でない」確率というのは、こんなにも低いのです。
奴らはなんとそれを、このわずかコンマ数秒の間に計算し、瞬時に確率を導きだし、「比較的確率が低い、すなわち偶然である」 と結論づけたのです。これは常人の為せる業ではない。脅威のボキャブラリーや恐るべし洞察力を持ち、多様な価値観を認め合う素地を形成しながらドンフライ級のタフネスを誇り、そして計算はスーパーコンピューター並みに早い。女子会は尋常ではない才能溢れる一部の天才のコロシアムなのです。
「ってかあいつ、ちょーうける。何の為に生きてんの?って感じだよね」
何の為に生きているのか?なんということでしょう。ここにきて何と言う問いかけでしょう。古くはソクラテスから始まり、哲学者たちが追い求め続けたその問いにこの年齢にして明確な答えを与えようとしている。
「え〜、ぶっちゃけぇ、友達がいればあとは何もいらないんだけど〜」
友達がいれば、あとは何もいらない。 なんということでしょう。金、権力、地位、愛、時間、人はみな、何かを望み苦しんで生きています。煩悩をすでにその年齢で全て捨てたというのでしょうか。仏陀?
「え〜、ぶっちゃけぇ、友達がいればあとは何もいらないんだけど〜」
「それ、分かるぅぅぅうう〜☆」
それ、分かる?なんということでしょう。単独の仏陀ではない、複数の仏陀が並んでいます。何気なく入ったスターバックスに、2体の仏陀が鎮座していました。 
 脅威のボキャブラリーや恐るべし洞察力を持ち、多様な価値観を認め合う素地を形成しながらドンフライ並みのタフネスを誇り、そして計算はスーパーコンピューター並みに早く、人間への根本的な問いかけを行う2体の仏陀が、何気なく入った喫茶店に鎮座し、元カレについてディベートしていました(笑)
 

ハエをプロデュース♪♪

2021/02/02 19:06|コメント:0件

人間に嫌われる虫として、ハエとゴキブリは二大巨頭ですよね。どちらも視界に入れば即座に殺されています。なぜ、ハエはこんなにも嫌われるのでしょう? どうすれば嫌われないようになるでしょうか? もしも、ハエをプロデュースして、人気の虫にするならば、どうすればいいでしょうか?
 やはり、ハエのイメージが悪いのは、うんこにむらがるところでしょう。私がハエのプロデューサーだったならば、まずはそこを指摘する。うんこにむらがるのはやめよう。次に、手足をこすりあわせるのもやめさせる。あれもイメージがよくないです。うんこにむらがるのをやめさせ、手足もピシッと伸ばしているようになれば、かなりマシになるでしょう。あとは羽音のブーン。あれもよくないです。これに関しては「ちょうちょを見ろ」と言いたいです。ハエと言葉が通じるならば、レッスンするでしょう。
「もっと優雅に!」
レッスンの日々が続く。
「音を鳴らすな、ひらひらと飛べ! 何度も同じこと言わせんな! まだ羽音出てんぞ!」
 猛特訓によって、ハエは人々に愛される虫として生まれ変わり、ゴキブリとは並べられず、ちょうちょとハエの愛されコンビとして存在することとなるでしょう。女の子たちの好きな虫は、ちょうちょかハエ。女の子はみな、頭にハエの羽根かざりをつけている。だが私は言うのです。
「まだ女子ウケしかない。次は男子票だ」
そして、カブトムシとクワガタに挑戦する。ツノをつけてみたり、ハサミをつけてみたり、試行錯誤の日々がふたたびはじまる。そしてとうとうハエは、カブトムシの勇猛果敢とチョウの洗練優雅を兼ね備えた奇跡の虫となる。だれからも愛される虫、国民的な人気虫となる。子供たちの好きな昆虫はぶっちぎりでハエ。男子も女子もハエが好き。男子はゲームでハエを戦わせ、女子はハエ柄のワンピースを身につける。
 そんな事になるかも、などど、ありもしない妄想をしていました。暇だから(笑)

タヌキケーキ♪♪

2021/02/01 20:30|コメント:0件

先日、長野の知人が仕事でこちらに来た時にもらったお土産です。長野県松本市の老舗菓子店「翁堂」のたぬきケーキでしっかりマスクをして感染予防をうながしています。
 長野県松本市にある老舗菓子店「翁堂」はくるみ餅やカステラなどなど、定番の和菓子から洋菓子まで幅広く取り揃えているお菓子屋さんです。
 ひょうきんなタヌキの顔がついてる、タヌキケーキ。バタークリームを使い、ラム酒をたっぷり染みこませた大人の味です。
 コロナウイルス流行を受け「予防シヨー」とメッセージが入っています。左が通常バージョンのたぬきケーキで、右がマスクをして予防をうながしているたぬきケーキ。胴体にもしっかり「予防」と書かれていました。ケーキとしても、甘さ控えめの素朴な味わいで美味しいですよ!